au同様の通信品質と、VoLTEも使えるので通話品質もよく、UQモバイルにデメリットは殆どないと思いきや、実際に乗り換えてみると使い方によってはデメリットに気づくこともあります。
筆者の場合は、通信障害で、びっくりするほど回線速度が遅いことに後悔したことなどもあり、2022年にUQモバイルに乗り換えて実際に使ってみたメリットとデメリットを執筆させて頂きます。
乗り換え前に確認すべき
UQモバイルの3つのデメリット
他社にはないUQモバイルだけのデメリットは、インターネットを使いすぎると速度制限がかかるということです。
自宅では光回線でスマホを利用している人は、気にする必要はありませんが、自宅に光回線がなく、UQモバイルだけの回線で動画などをよく視聴する方には、乗り換え前に注意すべきデメリットです。
そのほか、キャリアの携帯払いを利用している方など、乗り換え前に確認しておくべき事項3つをあげております。
デメリット①
使いすぎると速度制限がかかる
UQモバイルは、3日間で6GB以上の通信を消費した場合は、翌々日まで回線速度が制限されて遅くなる可能性があります。
6GBの消費目安は、Netflixなどのサブスクでいうと映画を約3本~4本程度、TikTokやYouTubeだと約12時間視聴すると消費する量。
対策としては、普段の何気なく利用するときは、UQアプリので節約モードスイッチを活用してギガ節約するといいと思います。
デメリット②
ドコモとSoftbankを使っていた場合は
携帯払いができなくなる
ドコモやSoftbankから乗り換えする方は、d払いやSoftbankまとめて支払いで、電話料金と合算して支払いすることができなくなります。
ドコモやソフトバンクを利用中で、電話料金と合算して登録しているサブスクなどがあれば、支払い方法をクレジットカードなどに変更しておく必要があります。
auから乗り換えの場合は、auかんたん決済は継続して利用することが可能です。
デメリット③
キャリアメールが有料になる
auやドコモ、Softbankのキャリアメールを、サブスクやサービス登録に利用している人は確認するべきデメリットです。
UQモバイルに乗り換え後も、キャリアメールアドレスを利用するには「メール持ち運び」サービス月額330円が必要となります。
月額330円まで支払いしてキャリアメールを使いたくない方は、乗り換え前に代替えのアドレスを取得して、キャリアメールで登録中のサイトなどを変更しておくことも大切です。
UQモバイル5Gエリアで
回線速度が異常に遅い原因
2022年になり、回線速度が異常に遅くなる通信障害は、UQモバイルだけでなく、povoやahamoでも起こっている通信障害です。
原因は、5Gエリアが普及段階であることと言われており、5G通信エリアと4Gエリアの狭間で利用する場合に、5G回線から4G回線への切り替えがうまくいかず、通信障害を起こしている「パケ詰まり」といわれる症状。
特に最近2022年になって回線速度が異常に遅いという口コミはパケ詰まりが原因の可能性があります。
スライドします→
筆者も、5Gなのに回線速度が遅い状態でした。
改善策がわかるまでは、動画視聴をする最低限の3Mbpsの速度にも足りないことも。
UQモバイルが異常に
遅い場合の改善方法
5Gの表示されているのに、ニュースサイトの写真の表示が遅かったり、極端に速度が遅いと感じた場合は、スマートフォンを4G固定にしてあげると、速度が改善される可能性がたかいです。
実際に筆者もiPhone13で「音声通話とデータの設定」から4Gに固定してあげると通信速度も速くなりサクサク利用できるようになりました。
iPhone13の場合は初期設定で5Gオートになっているため、UQモバイルで同じように、5Gなのに写真が表示されるまでに時間がかかるなど、回線速度の遅さ頻繫に起こる場合は、端末の設定で4G固定にして設定しなおして利用してみてください。
UQモバイルのメリットは
コスパとサポート対応がいいこと
UQモバイルの最大のメリットは「コスパがいい」ということです。
節約モードが使えて、でんきや回線と一緒なら自宅セット割が適用されること、60歳以上なら無制限かけ放題の大幅割引もあります。
メリット1
節約モードでデータ節約ができる
節約モードとは、低速回線でネットが使い放題できるギガ節約に重宝する機能です。
MyUQアプリから、節約モードスイッチをONにすると、
くりこしプランSなら最大300Kbps、くりこしプランMとLなら最大1Mbpsの回線速度でギガを消費せずに利用することができます。
低速モードでできることとできないこと
低速モードできること・できないこと | くりこしプランS | くりこしプランM/L | |
動画 | YouTube | △ | 〇 |
Netflixなど | × | △ | |
音楽 | Spotify/amazonミュージックなど | 〇 | 〇 |
SNS | 〇 | 〇 | |
tiktok | × | △ | |
× | △ | ||
LINE | メッセージ | 〇 | 〇 |
写真やスタンプ 送受信 | × | △ | |
通話 | 〇 | 〇 | |
ビデオ通話 | × | △ | |
Googlemap | ナビ機能 | 〇 | 〇 |
メール送受信 | テキスト | 〇 | 〇 |
写真添付 | × | △ | |
通常の発着信 | ー | 〇 | 〇 |
例えば、何気なく開いてギガを大量消費してしまうTikTokやYouTubeは低速モードをONにしておくことでデータフリーで視聴することが可能です。ただし、低速の分、視聴開始するまでに時間がかかったり、画質が悪くなることもあります。
メリット2
自宅セット割がお得!
UQモバイルの自宅セット割は、くりこしプランS/Mは毎月638円、くりこしプラン Lなら858円が毎月割引となります。
1回線目から割引が適用され、同性・同一住所の家族なら10回線まで割引を適用することが可能です。
筆者の場合は、auでんきにするだけで、コストが落ちるだけでなく毎月の電気料金に対して5%分のポイントも還元され、さらにUQモバイルも家族でお得に利用していることから、自宅セット割を利用することは強くおすすめします。
メリット3
60歳以上はかけ放題が安い
24時間いつでもかけ放題プランは通常1870円/月ですが、60歳以上のシニア層の方は、770円/月で利用できます。
ちなみに、UQモバイルはau同様にVoLTE品質でクリアな音声のため、シニアの方にも聞こえやすいのも特徴です。
そのほか、UQモバイルのメールアドレスの利用料も通常220円/月も無料で利用でき、ショッピング時などメールアドレスが必要な時にも役立ちます。
自宅セット割とも併用することもでき、併用すれば3GBと通話かけ放題で1760円/月で利用することができます。
メリット4
サポート対応が充実している
何か不具合があったときなど、au店舗でのサポートも受けることができるほか、電話サポートも待ち時間もなくすぐに対応してくれるのUQモバイルのメリットのひとつです。
電話が面倒な場合もチャットサポートも的確な返答が返ってくるため、ちょっとした分からないこともすぐに解決できるほか、機械が苦手な方でも、窓口でも対応してくれるため安心して利用することができます。
UQモバイルのデメリットまとめ
UQモバイルに乗り換え後にデメリットとなる可能性は以下の3つ
- 3日6G利用すると速度制限がかかるということ
- ドコモとソフトバンクは携帯払いが利用できなくなること
- キャリアメールが利用できなくなるということ
メリットは、au同等の通信品質がお得に利用でき、特に自宅セット割を併用すると最大10回線まで最大限のサービスを受けることが可能ということです。
ぜひ、UQモバイルの乗り換え前に確認して、その他の不明点があればこちらの編集部お問い合わせまで、お気軽にご連絡くださいませ。
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