ー 両社の共通点
LINEMO(ラインモ)はソフトバンク、OCNモバイルONEはNTTレゾナントが運営する格安SIMサービス。両サービスに共通しているのは、990円から利用できるコスパのよさと、格安SIMのなかでも回線速度が速くて安定しているということです。
大手キャリアのサブブランドということもあり、道路がひろいほど車が快適に同時通行できるように、通信の帯域幅がひろく、会員数の増加に応じて帯域幅の調整や増設を随時おこなえるため、いつでもサクサク使えて顧客満足度がたかく評判がいいのも共通点です。
ー 違いは?
LINEMOとOCNモバイルは、まさに安くて速い格安SIMの代表格ですが、実は料金やサービスに9つの違いがあります。
本項では、9つの違いを比較解説しながら、LINEMOとOCNモバイル両社のメリットとデメリットを鮮明にして、どのような人が、どっちを選べば最大限の恩恵が得ることができるのか明確にしていきます。
3GBプランの料金とサービスを比較
LINEMOとOCNモバイルの料金プランのなかで共通しているのが「3GBプラン990円」というところ。
3GBプランでどっちがいいのか迷っている場合に、まず注力すべき比較ポイントは「繰り越し」です。
OCNモバイルは、当月にあまったデータを翌月まで繰り越しできますが、LINEMOは繰り越しができません。そのため、毎月の通信容量(ギガ)が3GBで確実にたりるならLINEMOでもいいですが、不安な場合はOCNモバイルを優先して検討することをおすすめします。
とはいえ、スマホの使い方によっても適切さに差がでるため「通話料金」や「ギガフリー」もあわせて比較することが大切です。
3GBプランの料金シュミレーション
ー | ラインモ | OCNモバイル | ||
初期費用 | 0円 | 3.734円 | ||
3GB | 990円 | 990円 | ||
初月の基本料金 | 日割り | 初月無料 | ||
その他の料金の違い | ||||
通話料金 | 22円/30秒 | 11円/30秒 | ||
電話かけ放題サービス | 5分550円 1年間無料 | 無制限1,650円 1年間550円割引 | 10分or3番号指定かけ放題935円 | 無制限1,430円 |
サービスの違い | ||||
ギガ繰り越し | なし | あり | ||
ギガフリー | LINEトーク・LINEでんわ/ビデオ通話など | Amazonミュージック/Spotifyなど指定の音楽アプリ |
3ギガを使い切ってもLINEはサクサク使えるLINEMO
LINEで写真や動画を送受信することがおおい方や、LINEビデオ通話をする方には、「LINEギガフリー」を最大限に発揮することができます。とくに中学生~高校生は、友だち同士の写真や動画の送受信や、ビデオ通話がおおくLINEで大量のギガを消費してしまいがちです。
LINEギガフリーなれば、万が一、契約プランの3GBを使いきってしまった場合でもLINEはサクサク利用することが可能です。
3ギガ使いきる前に節約モードが使えるOCNモバイル
OCNモバイルは、データを消費しないように節約モードの切り替えができることと、あまった通信容量は翌月に繰り越しができるというのがメリットです。
たとえば、子供用なら低速モードにしておくことで、動画視聴の制限をしつつ、電話連絡やLINEが利用可能です。そのほか、うっかりギガを使いすぎを防ぐために低速モードにしておいて、肝心なときに高速モードに戻すなどの通信節約することができます。
LINEMOからOCNモバイルへ
乗り換えるメリットとデメリット
LINEMOからOCNモバイルに乗り換え時にとくに注意をすべき点は、1回線ごとに乗り換え手数料がかかる点と、LINEギガフリーがなくなるということです。
そのため、LINEMOからOCNモバイルに乗り換えで起こる主なデメリットは、家族で乗り換えする場合は、1回線ごとに3,734円の契約事務手数料がかかるということと、LINEトークで写真や動画を送受信、ビデオ通話を多用していた場合はOCNモバイルに乗り換えると通信容量をはげしく消費してしまう可能性があるということです。
LINEMOからOCNモバイルへ
乗り換えするメリット
- 乗り換え月の基本料金が無料になる
- 通話料金が半額になる
- 料金プランがおおく用途にあわせやすい
- 音楽アプリがギガフリーになる
- 新品のスマホが特別価格で買える
- データ繰り越しが利用できる
- 節約モードが利用できるようになる
LINEMOからOCNモバイルへ
乗り換えするデメリット
- 乗り換え手数料がかかる
- 発信時の通話品質が悪くなる
- 10GB以上のプランがない
- LINEギガフリーがなくなる
OCNモバイルからLINEMOへ
乗り換えるメリットとデメリット
OCNモバイルからLINEMOに乗り換えるとデメリットを感じる可能性がある方は、通常の電話アプリからの発信がおおい方と、ギガを節約しながらスマホを利用していた方です。
OCNモバイルの通話料金は30秒/11円ですが、LINEMOにした場合は、標準通話料金となるため30秒/22円になります。電話をかけることがおおい人は、通話料金が2倍になることから、LINEMOにする場合はかけ放題サービスも併せて検討する必要があります。
OCNモバイルの低容量プランで、節約モードを使いながらネットを利用していた場合は、LINEMOには繰り越しや節約モードの切り替えができません。おなじ3GBプランを契約する場合は、通信容量が足りなくなる可能性があります。
OCNモバイルからLINEMOへ
乗り換えするメリット
- 手数料無料で乗り換え可能
- 発信時の通話品質がよくなる
- 10GB以上の通信容量もOK
- LINEがギガフリーで使い放題
OCNモバイルからLINEMOへ
乗り換えするデメリット
- 通話料金が標準価格になる
- 音楽アプリのギガフリーがなくなる
- 繰り越しに対応していない
- 節約モードの切り替えができなくなる
LINEMOとOCNモバイルの
9個の違いを重要度ごとに比較解説
1.通信回線がちがう(通信品質)
LINEMOはSoftbank回線、OCNモバイルはドコモ回線とキャリア回線が違います。
特に、これまでau回線を利用して乗り換える場合や、Softbankを利用していて、ドコモ回線に乗り換える場合など、はじめて利用する通信会社の場合は、必ず対応エリアを確認をすること。
ーどう選ぶ?
契約するまえに、利用地区が4Gエリアにはいっていることが大前提です。さらに、LINEMOとOCNモバイルは5G通信が使えるため、5G対応エリアが広範囲でご利用地区をカバーしているほど、よりサクサクにインターネットが利用できる可能性が高いです。
2.回線速度の特徴がちがう(通信品質)
回線速度は、あくまで契約利用者の平均速度であり、キャリアの契約者数やご利用エリアや周辺環境、時期によって回線速度というものは大きく左右されます。
契約後にネットが遅いなどの失敗をしないためには、利用者の回線速度はあくまで参考程度にとどめて、自身の利用する場所が4G・5Gエリアともに回線サービスエリア内であるということを事前確認することが大切です。
さらに、まわりの友人や知人が、おなじ回線を利用しているなら使い心地などを確かめてみるとより確実です。
下記の回線速度は、利用している回線速度を報告する「みんなのネット回線」に掲載されているLINEMOとOCNモバイル利用者の全国の直近(2023.1.25~)3ヵ月間の平均回線速度です。
ー | LINEMO | OCNモバイルONE | ||
平均Ping値 | 40.81ms | 51.31ms | ||
回線速度 | ダウンロード速度 | アップロード速度 | ダウンロード速度 | アップロード速度 |
朝の回線速度 5:00~8:59 | 54.69 Mbps | 12.79 Mbps | 67.59 Mbps | 14.46 Mbp |
昼間の回線速度 12:00~12:59 | 45.0 Mbps | 15.96 Mbps | 35.61 Mbps | 10.66 Mbps |
夜の回線速度 20:00~22:59 | 44.42 Mbps | 15.04 Mbps | 52.62 Mbps | 13.64 Mbps |
Ping値と昼間の回線速度が速いのはLINEMO
平均速度を参考にした場合、LINEMOは、OCNモバイルと比べて、Ping値が低く反応速度がはやい傾向です。
Ping値が低いということは、WEBやSNS閲覧時や、ゲームで遊ぶときも切り替えがサクサクでき快適に遊ぶことができる回線であるということが想定できます。
そのほか、回線混雑のしやすい昼間のダウンロードとアップロード速度が急激に遅くなることもないため、お昼休みに動画の視聴や、SNSへ写真をアップロードがおおい方に向いている回線というのことが伺えます。
朝と夜の回線速度が速いのはOCNモバイルONE
平均速度を参考にした場合、OCNモバイルはLINEMOと比べて、朝と夜の回線速度が速いのがOCNモバイルです。
朝の通勤や通学時に電車などで移動中に、ニュースやSNSをチェックしたり、動画学習するほか、SNSのアップロードがおおい方などに快適に利用できる回線ということが想定できます。
また、帰宅してじっくりひとりで、YouTubeや映画などの動画視聴がおおい方にもOCNモバイル向いているといえます。
3.音声通話の品質が違う(通信品質)
iPhone6以降の端末や、昨今の国内販売されているAndroidの端末なら、VoLTE(ボルテ)の機能搭載されており、標準電話アプリの発着信が、より高速になり、低音域から高音域までクリアな音声で通話をすることができます。
※LINEでんわなど別アプリでの通話では利用できません。
LINEMOは、VoLTE(ボルテ)に対応しておりますが、OCNモバイルは格安通話を優先しているため、発信時は3G回線を経由する仕組みになっており、LINEMOとくらべて電話をかけるときの通話品質はおとります。
通話品質が劣るとはいえ、SkypeやLINE電話の品質よりは格段によく、iPhone4~5時代と同等の通話品質のため、知らずに利用すると、気にならない方もおおいかもしれません。
LINEMOは発着信もVoLTE(ボルテ)に対応
LINEMOは発着信もVoLTE(ボルテ)に対応しており、音声データを中継することなくデバイス間を広い帯域幅で、直接やりとりすることができるため、発着信が速く、通話中の途切れや遅延も少なく、低音から高音までクリアな音声で通話することが可能です。
OCNモバイルは着信時のみVoLTE(ボルテ)が適用
OCNモバイルONEは、電話発信時はVoLTE(ボルテ)に対応しておらず、こちらから電話をかけた場合は、自動で格安通話が可能な3G回線を中継して相手へ着信する仕組みです。
そのため、VoLTEを採用しているLINEMOとくらべて、発信が遅く、帯域幅がせまいので多少、音声がこもりがちに聞こえ、通話の途切れや遅延が発生する可能性がたかくなりますが、通話料金が安いというメリットがあります。
4.通話料金とかけ放題オプションがちがう(料金面)
LINEMOは、通話音質はいいが標準通話料金、OCNモバイルは発信時の通話品質は多少おとるが、標準通話料金の半額で利用することができます。
ーどう選ぶ?
よく電話かける方で、相手の音声が聞き取りずらい方は、よりクリアで高音質で通話ができるLINEMOがよく、通話料金が安ければ、ふつうの音声品質でも問題ないという方はOCNモバイルが適しています。
ー 通話料金とかけ放題オプション料金の比較
ー | LINEMO | OCNモバイル | ||
VoLTE対応 | 発着信 | 着信時のみ | ||
通話料金 | 22円/30秒 | 11円/30秒 | ||
通話かけ放題プラン | ||||
5分かけ放題 | 契約から1年間 無料 | 提供なし | ||
1年間後から 550円/月 | ||||
10分かけ放題 | 提供なし | 935円 | ||
完全かけ放題 | 契約から1年間 1,100円 | 1,430円 | ||
1年後から 1,650円/月 | ||||
トップ3かけ放題 | 提供なし | 935円 | ||
通話関連オプション | ||||
留守番電話 | 220円 | 330円 | ||
キャッチホン | 提供なし | 220円 | ||
SMS送信料 | 3円/1通 | 5通まで0円 | ||
6通目から 3円/1通 | ||||
受信は無料 | 受信は無料 |
毎月13分以上の通話はかけ放題サービスのご検討を。
LINEMOの通話料金は30秒22円、1分=44円×13分=572円。5分かけ放題は550円/月のため通話料金を削減できる可能性がある。
OCNモバイルの通話料金は30秒11円、1分22円×45分=990円。10分かけ放題は935円/月のため通話料金を削減できる可能性がある。
標準通話料金のLINEMOの場合は、毎月13分以上の通話を利用する方は、かけ放題サービスに加入したほうが通話料金を削減できる可能性があります。
1回5分以内の通話がおおく毎月13分以上の電話をする方は、5分かけ放題が1年間無料のLINEMO、1回5分以上10分以内の通話や決まった番号へ毎月45分以上の長電話がおおい場合はOCNモバイルのかけ放題プランが適しています。
5.契約手数料と初月の請求方法がちがう(料金面)
LINEMOは、他社からの乗り換えや新規契約も、契約事務手数料は0円(無料)というのがメリットですが、申込月から末日までの基本料金が日割りで発生します。
OCNモバイルの場合は、1契約ごとに3,734円(契約事務手数料3,300円とSIM手配料金434円)が発生しますが、初月の契約月の基本料金は無料となるのがメリットです。
解約や、他社へ乗り換えする場合はLINEMO・OCNモバイルともに最低契約期間の縛りはなく、解約手数料もかかりません。
ー 契約・乗り換え及び解約手数料等の比較
ー | LINEMO | OCNモバイル | ||
契約手数料 | 0円 | 3,300円 | ||
SIMカード手配料金 | 0円 | 434円 | ||
契約時にかかる 事務手数料 | 0円 | 3,734円/1回線 | ||
申込月の基本料金 | 日割り計算 | 初月無料 | ||
解約・他社に乗り換えする場合 | ||||
解約手数料 | 0円 | 0円 | ||
MNP転出手数料 | 0円 | 0円 | ||
最低利用期間 | なし | なし | ||
基本料金の割引制度 | ||||
基本料金割引 | なし | OCN光モバイル割 毎月220円割引 5回線まで |
6.料金プランのおおさと繰り越しが違う(料金面)
LINEMOは、3GB(ミニプラン)と20GB(スマホプラン)の2種類のプランしかないため、毎月の通信使用量が3GB以内の方は990/月で利用することができ、スマホプランは、10GB~20GB以内を利用する方に向いています。
OCNモバイルの料金プランは、外ではインターネットを全く利用しない方は550円/月から利用でき、毎月10GB以内に通信容量がおさまる方に対応できるプランがそろっています。
ー 料金プランと通信関連サービスの比較
ー | ラインモ | OCNモバイル | ||
500MB | ー | 550円 | ||
1GB | ー | 770円 | ||
3GB | 990円 | 990円 | ||
6GB | ー | 1,320円 | ||
10GB | ー | 1,760円 | ||
20GB | 2,728円 | ー | ||
繰り越し | 提供なし | あり | ||
節約(低速)モード 速度切り替え | 提供なし | あり |
LINEMOには繰り越しサービスがない
LINEMOの注意点は、あまったデータを翌月に繰り越しすることができる繰り越しサービスがないことです。
例えば、3GBプランを契約して1ヵ月の通信料が1GBしか消費しない場合、残りの2GBは翌月1日にはリセットされます。とくに、通信消費量が毎月決まっていない方や、3GBギリギリの場合は、ギガ不足になる可能性があるため、繰り越しがなくても問題ないか要チェックポイントです。
ちなみに、ミニプランの3GBを超過した場合の回線速度は300kbpsとなり、通常の電話や、LINEでんわやテキストでのメッセージのやりとりは問題なく利用できますが、動画はスタートしてもクルクルしたり、フリーズしたり視聴はほぼできなくなります。
スマホプランの20GBを超過した場合の回線速度は1Mbpsで動画は視聴できますが、画質がわるく、カクカクすることがおおくなります。LINEでんわやメッセージなど基本的なことは問題なく利用可能です。
OCNモバイルは繰り越しも低速モード切替も可能
OCNモバイルはLINEMOとくらべて、繰り越しも対応、データ容量を節約したい時は、アプリから低速モードへ切り替えできる節約モードも利用することができます。
低速モードにした場合の回線速度は最大200kbpsですが、データを消費せずに、通常の電話はもちろん、LINEやメールのやりとり、位置情報サービスなども利用可能です。
7.ギガフリー対象サービスが違う(サービス面)
LINEMOもOCNモバイルともに、特定のサービスを利用した場合は通信容量としてカウントされないギガフリーサービスがついているのが特徴です。
LINEMOは、LINEトークやLINE通話(ビデオ通話)、LINEミュージックなどLINE関連のサービスがギガフリーなのに対して、OCNモバイルは音楽アプリ7種類と期間限定でABEMAが対象サービスとして含まれます。
ーギガフリー対象サービスの比較
ラインモ | OCNモバイル | ||
LINEギガフリー | MUSICカウントフリー | ||
ギガフリー対象サービス | |||
LINE通話・ビデオ通話/LINEトークのテキストやスタンプ 画像や動画などの送受信/など… | Amazonミュージック/Spotify/LINEミュージック/dヒッツ/AWA/タワーレコードミュージック/ひかりTVミュージック/※ABEMA | ||
音楽を聴く分には、そこまでデータ消費量はおおくありません。
そもそも音楽の場合は、自宅のWifiなどで事前にダウンロードしておけば、通信容量を消費せずに再生することができます。ダウンロードしなくても、曲や音質にもよりますが、1GBで約300曲程度の再生することが可能です。
データをおおく消費しやすいのは、どちらかというとLINEでの写真や動画の送受信やビデオ通話です。
LINEは写真をポンポン遅れてしまうため、アッという間にデータ容量を使い果たしてしまうケースも少なくありません。
LINEで写真や動画、ビデオ通話をよく使う場合は、LINEMO優先して検討することをおすすめします。
8.決済方法の種類がちがう(サービス面)
キャリア決済(携帯決済)や、口座振替を利用したい場合は、LINEMOなら対応可能となります。
LINEMOは、クレジットカードと一部のデビットカード、ソフトバンクのまとめて払い、口座振替を利用することができます。
OCNモバイルはクレジットカードと一部のデビットカード決済でも契約可能ですが、端末を同時購入する場合はデビットカードは利用できません。
ー 支払い方法の比較
ー | ラインモ | OCNモバイル | ||
クレジットカード | 〇 | 〇 | ||
デビットカード | 〇 | 〇 | ||
プリペイドカード | 不可 | 不可 | ||
キャリア決済 | 〇 Softbankまとめて払い | 不可 | ||
口座振替 | 〇 | 不可 |
9.フィルタリングサービス料金がちがう(サービス面)
フィルタリングサービスを利用することにより、子どもにとって有害なサイト(出会いやアダルト、海賊版サイトなど)へのアクセスをブロックすることが可能です。
18歳未満の契約の場合は、「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」により原則としてフィルタリングサービスへの加入が義務付けられています
LINEMOの場合、18歳未満の利用することを申し出するだけでフィルタリングサービスは月額無料で利用することができます。
OCNモバイルの場合は、フィルタリングサービスの利用は月額250円かかります。
ー フィルタリングサービスおよび子供向けオプション費用の比較
ー | ラインモ | OCNモバイル | ||
フィルタリングサービス | 無料 | 250円/月 | ||
子ども向け関連サービス料金 | ||||
スマホ保証 紛失・故障 | 715円~ | 550円~ | ||
SMS送信 | 3円/1通 | 5通まで無料 6通目から3円 | ||
スマホ端末購入 | 販売なし | あり |
子ども向け契約の場合、スマートフォンも同時に購入するなら、格安スマホの取り扱いのあるOCNモバイルです。機種の取り扱いもおおく、キャンペーン時は新しい端末が1,000円程度から購入することが可能です。
そのほか、子供向けのスマートフォンで発生する費用について、比較すると以下のとおりです。
参考:子供向け最小プランのシュミレーション
ー | ラインモ | OCNモバイル | ||
初期費用 | 0円 | 3,734円 | ||
最安プラン | 990円 3GB | 550円 0.5GB | ||
フィルタリングサービス | 0円 | 220円/月 | ||
通話料金 | LINE通話なら0円 通常通話22円/30秒 | 10分無料 11円/30秒 | ||
SMS送信 | 3円/1通 | 5通まで無料 6通目から3円 | ||
スマホ端末購入 | 販売なし | あり | ||
合計 | ||||
初期費用 | 0円 | 3.734円 +端末購入費用 | ||
月額料金 | 990円 +SMS利用料 | 770円 +SMS利用料 |
LINEMOとOCNモバイルの違いまとめ
LINEMOにできて、OCNモバイルにできないこと
ラインモ
- 発信時の通話品質がいい
- 電話かけ放題サービスが1年間無料
- 留守番電話の月額料金220円
- 契約事務手数料0円
- LINEがギガフリーで使える
- 20GBプランはスタンプ使い放題
- 口座振替や携帯決済ができる
- フィルタリングサービスが無料
- eSIMに対応している
OCNモバイル
- 発信時の通話品質は劣る
- 電話かけ放題サービスに割引なし
- 留守番電話の月額料金330円
- 契約事務手数料3,734円
- LINEも通信容量を消費する
- LINEスタンプは有料
- 口座振替や携帯決済はできない
- フィルタリングサービスが月額250円
- eSIMに対応していない
OCNモバイルにできて、LINEMOにできないこと
OCNモバイル
- 通話料金が半額(30秒/11円)
- オプションで割込通話を提供している
- 初月の基本料金は無料
- SMS送信が5通まで無料
- OCN光回線とのセット割がある
- 繰り越しサービスがある
- 低速モードへ切り替えができる
- 端末が特別割引で購入できる
ラインモ
- 通話料金は標準価格(30秒/22円)
- 割込通話は提供していない
- 初月の基本料金は日割り請求
- SMS送信は1通目から3円かかる
- 光回線や家族割などのセット割引はない
- 繰り越しサービスはない
- 低速モードの切り替え機能はない
- 端末の同時販売はない
LINEMOに乗り換えると
メリットがある人・ない人
- LINEで写真や動画をよく送受信する方
- LINEでビデオ通話をよく利用する方
- 中学生から高校生の回線を契約予定の方
- 通話メインでスマホを利用する方
- 短い時間の電話をよくかけることが多い方
- キャリア決済ができる格安SIMを探している方
ー LINEMOにするとメリットがある人
スマホの通話時に相手の声の聞こえづらさが気になる方や、LINEをフル活用している方は、LINEMOの恩恵を最大限うけることができます。
また、契約事務手数料がかからないことや、電話かけ放題が1年間割引がうけられること、未成年のお子さんの契約の場合は、フィルタリングサービスが無料というコスパ面でのメリットもあります。
ー LINEMOにしてもメリットがない人は?
通話音質にこだわりがなく、LINEは電話とスタンプくらいしか使わないという方や、少しでも通信料金を安くしたい方はLINEMOにするメリットはあまりないと考えます。その場合はOCNモバイルを優先して検討することをおすすめします。
OCNモバイルに乗り換えると
メリットがある人・ない人
- 通信料金はなるべく節約したい方
- サブ回線での利用を検討している方
- 殆ど受け専用での利用を検討している方
- 子ども向けに動画視聴も制限をしたい方
- スマートフォンの買い替えも検討している方
ー OCNモバイルにするとメリットがある人
通話も通信も必要最低限の利用しかしない方や、できるだけ通話料を抑えたい方は月額550円から契約でき、通話料が半額で節約モードの切り替えや、繰り越しができるOCNモバイルの恩恵を最大限うけることが可能です。
低速モードはいろんな使い方ができ、こどもの動画を制限したい場合などに利用することで、動画は視聴できないが電話やLINE、メールなどの基本機能はデータを消費せずに利用可能。
そのため、10分無料通話つきで550円/月の500MBプランは、特に子供向けに好評で人気のプランとなっています。
さらに、おおきめのプランで契約しても契約月の基本料金は無料となることや、あたらしい端末を格安で買うことができるというもOCNモバイルならではのメリットです。
ー OCNモバイルにしてもメリットがない人
あたらしくスマートフォンを買い替える予定がない方や、LINE中心に利用している方、毎月10GB以上の通信容量を利用する方には、OCNモバイルに乗り換えてもあまりメリットはないと考えます。その場合はLINEMOを優先に検討することをおすすめします。
LINEMOとOCNモバイル最新キャンペーンを比較
LINEMO、OCNモバイルともに新規・乗り換え時は、ポイントやキャッシュバックを受けることができるキャンペーンが開催されております。
ーLINEMOのねらい目キャンペーン
LINEMOの注目キャンペーンは、3GBミニプランの乗り換え・新規対象に最大8ヵ月基本料金が実質0円キャンペーンと、20GBスマホプランは10,000円分のPayPayポイントがもらえ、フィーバータイム時に手続すると、1.3倍の13,000円分になるところがねらい目。
ーOCNモバイルのねらい目キャンペーン
OENモバイルONEも、契約プランによって現在キャッシュバックを受け取ることができ、契約事務手数料分が実質0円になるところがねらい目。さらに、スマホセール中ならで端末も特別価格でお得に購入することができます。
LINEMOの最新キャンペーン情報
LINEMOのキャンペーンで共通する注意点は、ソフトバンク・ワイモバイル、LINEモバイルから乗り換えの場合は、キャンペーン適用不可というところです。そのかわり、ソフトバンクとワイモバイルに関しては、基本料初月0円キャンペーンが適用され、通常日割り基本料金がプラン問わず初月0円となります。
次のフィーバータイムは
2023年2月1日12:00~2月6日12:00まで!
OCNモバイルONEの最新キャンペーン情報
OCNモバイルのキャンペーンに共通する注意点は、同じ名義で2回線目の契約にはキャンペーンが適用されないというところです。
複数回線をキャンペーン適用する場合は、それぞれ別名義で契約する必要があります。
ー OCNモバイル現在開催中のキャンペーン一覧
対象者 | 他社から乗り換え・新規契約 | |
キャンペーン内容 | ①現金キャッシュバック | ②スマホ特化セール |
500MB | 4,285円 | 最新スマホ1.100円~ |
1GB | 4,505円 | |
3GB | 4,725円 | |
6GB | 5,055円 | |
10GB | 5,495円 |
- 新規・他社から乗り換えの方
他社からOCNモバイルONEへ新規・乗り換えの方は契約プランに応じて、契約月の翌月上旬に現金キャッシュバック。
【注意点】契約後に専用ページからエントリーが必要となり、同じ名義2回線目と未成年者の契約はキャンペーン適用不可となります。 - 端末も同時購入を予定している方
OCNモバイルONEへ新規・乗り換えの同時契約で、スマホ特化セール中は、iPhoneやAndroidが特別価格で購入することができい、クレジットカード契約ならまとめて分割払いも可能です。【注意点】1名義1セットまでとなり、過去1年以内に端末を購入した場合は、審査に通らない可能性があります。その場合はこちらの手続き方法を参考にしてください。
次のスマホセールは
2023年1月11日~2023年2月6日まで
再確認したい項目へジャンプ!
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