梨泰院クラスは、韓国ソウルの梨泰院という街。日本でいうと東京、六本木のような繁華街で、若い飲食店経営者がカネと権力を理不尽に振りかざす巨大企業に、屈せずに立ち向かうサクセスストーリーです。
このドラマの見どころは、カネと権力で利益だけを優先する者と、人と信頼を重視して生きていく者。そして、自分の価値を下げ、信念を曲げ楽な選択をして生きていく者と、なにが起ころうとも信念を曲げず真っすぐ生きていく者の両極端な生き方をする人生のありさまです。
主人公だけでなく、個々の登場人物がなにを重視して生きているのか注意しながら見ていくと、老若男女とわず非常に面白みを感じられるドラマだといえます。
その証拠に、2020年1月31日から3月21日まで、韓国ケーブルテレビJTBCで放送され最終回の視聴率は史上3位の16.5%視聴率を獲得し、日本ではNetflixで2020年3月28日に配信開始後に爆発的な人気となっています。
梨泰院クラスの原作は韓国マンガ
ピッコマで日本語版が無料で読める
梨泰院クラスの原作は韓国マンガです。
原作者はチョ・クァンジン氏で、ドラマと同タイトルの梨泰院クラスという漫画を、韓国のwebtoon(ウェブトゥーン)と呼ばれるスマホに特化したWEB漫画で配信したことで人気となり、ドラマ化となりました。
その原作となった梨泰院クラスの漫画を、日本語版にリメイクしたのが「六本木クラス〜信念を貫いた一発逆転物語〜」で、ピッコマで読むことができます。
原作漫画と六本木クラスの違い
原作と六本木クラスの違いは、地名とキャラ、ストーリーに違いがあります。
地名はタイトルのとおり、梨泰院ではなく東京の六本木が舞台となっていますが、イラストは梨泰院のまま?なので少し違和感があります。
キャラの外見は原作漫画と同じですが、名前が日本人に変わっていることと、原作漫画で配信されている特別編全5話がないのが気になるところです。
もし梨泰院クラスにシーズン2があるなら、韓国版の漫画にしかない特別編を中心に構成されることも考えれます。
漫画とドラマのストーリーが若干違いあり
原作漫画とドラマの違いは、キャラの違いとストーリーの違いです。
漫画版のスア性格が若干違うことや漫画では、トニーやトニーのおばあちゃんが存在しないなどの違いがあります。
ドラマと内容が違いがある理由は、漫画の原作者でもありドラマの脚本も務めたチョ・クァンジン氏が、漫画(原作)のなかで足りなかった部分や心残りとなったことを、ドラマ監督(キム・ソンユン氏)と話し合いドラマに反映させたと言われています。
このことから、梨泰院クラスの作品として原作者が本当に描きたかったものがドラマにギュッと詰め込まれたことから、漫画よりドラマのほうが面白いという人がおおいという理由が分かります。
梨泰院クラス(イテウォンクラス)相関図とキャスト(登場人物)一覧
\登場人物紹介/
居酒屋タンバム社長、株式会社IC代表取締役 真っすぐな性格でイガグリ頭の髪型とストリートファッションが特徴の主人公。高校生のとき父親のひき逃げ事件をきっかけに、事件を隠蔽した長家(チャンガ)の会長キム・デヒとその長男グンウォンへ、罪を償わせるために自身のタンバム(IC)を飲食業界NO1長家を抜いてTOPにすることが目標
高校時からIQ162の天才少女で、SNS76万をもつインフルエンサーでありパワーブロガー。ふとしたきっかけからセロイと出会いマネージャーとしてタンバムへ入社、株式会社IC専務。経営能力も長けており暗い過去を持つセロイの人生を甘くしてあげることが目標。長家のスアとは恋愛でもライバル関係
セロイの父親が支援担当をする児童養護施設(ケナリ園)で育ち、セロイの初恋の相手であり、グンウォンと同じ高校に通う。セロイの父親には大学の授業料もだしてもらい恩があるが、その父親のひき逃げ事件を隠蔽した長家のチャン会長の生活支援をうけ、長家へ入社し企画室長となる。セロイの敵、チャン会長の言いなりとなりながら、セロイが長家から解放してくれることを待つ。
飲食業界国内NO1の巨大企業 長家グループ会長。長男チャン・グンウォンと次男チャン・グンス 2人の息子持つ。グンウォンのひき逃げ事件を隠蔽するだけでなく、人より利益重視した経営で都合の悪いことはすべてをカネでもみ消し、セロイをつぶすためには手段を選ばない。
長家会長の次男であるが、庶子であることから長家では居場所がなく、幼いころから長男グンウォンに常に暴力をうけ続け幼少期を送る。内向的な性格でイソとは同じ学校で密かに想いを寄せる。セロイに憧れタンバムで働くことになるがあるきっかけで敵対することになる。
長家の長男であり、ひき逃げ事件を起こした張本人。財閥2世を盾に取り高校時代からやりたい放題。イ・ホジンをイジメ続け、それがきっかけで転校生セロイに殴られるが、セロイだけが退学処分となる。父親でもあるチャン会長の教えから、人を家畜と呼び、すべてはカネで解決できるという性格に育ってしまう。ビジネススキルに欠け、長家の経営幹部で常務という立場でありながら社長を補佐するどころか様々な失態を起こす。次期会長となるはずだが、株主や社内だけでなく父親からも器を疑問視される。
長家専務であり会長に次ぐ大株主、亡き父(カン・ボヒョン)がチャン会長とともに長家を作り上げたが、チャン会長の権力とカネで抑え込む経営方針に納得できず、セロイらと代表解任を目論む。
セロイとは刑務所で出会い、タンバムのスタッフの一因。のちに株式会社ICの本部長となる。情に熱く、元ヤクザであり、キレやすく喧嘩がめっぽう強いが、怖い顔からは想像できないお茶目な性格ももっている。いざという時には頼りになる存在。
タンバムの料理長、のち国内TOPの料理人となる。セロイとは工場で一緒にはたらいていた仲。タンバムの大切な時期にトランスジェンダーであることが世間に公表されてしまうが、イソやセロイの言葉で強くなり問題を跳ね除ける屈強な精神をもち優しい性格。タンバムの味と持前のやさしさから仲間の相談役としても活躍する。
見た目は外国人で英語が話せると思われタンバムへ採用される。のちにギニア出身で英語が話せないことも問題になるが必死で勉強し習得する。幼い頃に分かれた父を探すために来韓している。陽気な性格で、父親を介してある情報からタンバム(IC)を救うきっかけとなる人物との架け橋となる。
ICの財務責任者、カン専務の資産運用管理者。セロイらと同じ高校へ通い、グンウォンに3年間イジメられたことから復讐のためにセロイと手を組みファンドマネージャーになることを誓う。有能なファンドマネージャーとなり、セロイの資産を運用する強力なパートナー。
セロイの父親であり、長家の部長だったが、ある日突然ひき逃げ事故に巻き込まれる。パク家の家訓「信念を持って生きろ」という生き方を自分自身ができずに悔やんいるなか、息子のセロイがしっかり家訓を守って生きていることが誇らしく自慢の息子。
梨泰院クラスの全話あらすじと見どころ
※ネタバレ含みます
梨泰院クラスはNetflixで全部で16話となります。最初の3話くらいまでは、ストーリーの展開が遅いため退屈に感じますが、4話目からは荒波にのみこまれるような展開に目が離せなくなります。
主人公のセロイだけでなく、仲間ひとりずつの伏線も回収されていく面白さは梨泰院クラスの見所のひとつです。
シーズン1-1(第1話):パク・セロイ
あらすじ:父親のパクが本社勤務へ昇進することになりパジンへの引っ越しすることになったセロイ。高校も転校となり、父親のはたらく長家の会長チャン・デヒの息子(チャン・グニョン)と同じクァンジン高校へ転校となったことが全てのはじまりとなる。
セロイの転校初日、同じクラスのイ・ホジンが長家の会長の息子グンウォンにパシリにされ、周囲の同級生、先生までも見てみるフリをする状況のなか、見かねたセロイは彼を殴ってしまったことが全てのはじまり。息子が殴られた連絡を受けた会長チャンデヒは、セロイの父親を呼び出し校長室を訪れる。退学したくなければイジメをしていたグンウォンへ土下座しろと理不尽な条件をセロイに提案する。セロイはそれを拒否した結果、父親も長家を退職することになり高校も退学処分となる。
バイクでお店の食材を仕入れ、セロイとの待ち合わせ場所に向かっている途中、後方から車に追突され、ひき逃げ事故にあってしまう。刑事のビデオカメラの解析からひき逃げをしたのはグンウォンであることを知ったセロイは彼の居場所へ向かう…。
シーズ1-2(第2話)セロイが復讐を誓った日
あらすじ:父親をひき逃げしたグンウォンをクァンジン病院で見つけたセロイ。父親を亡くした絶望感から人生どうでもいい…そんな目つきでグンウォンを殺す勢いで殴りかかるが、セロイの顔つきに危険を察したスアが、担当刑事(ビョンホン)と駆け付け間一髪のところで止められる。セロイはそのまま京畿北部拘置所に留置されることになる。
実刑3年を受け出所したセロイは22歳になった。スアの手紙に書いてあった梨泰院へ行き、街の雰囲気が気に入り、ここで店を立ち上げることを決心し、スアへ宣言どおり7年後の29歳、自身のお店『ほろ酔い夜 タンバム』を立ち上げる
セロイの父親の事故の件に罪の意識で反省の日を送っていたグンウォン。父親のチャン・デヒにセロイに示談したいことを提案するが、長家(チャンガ)を継ぎたいなら良心など必要ないというチャン・デヒの教えが彼の人生を狂わせるきっかけとなった。
警察の上部もまた長家の会長の息がかかり、セロイは懲役3年の実刑判決を受けることになる。担当刑事は判決がおかしいと検察上部に掛け合うが…すべてなかったことのようにもみ消される。面会にきたスアの一言をきっかけに、セロイは長家(チャンガ)の会長、チャン・デヒとひき逃げをした息子、グンウォンを復讐することに人生を使うことを決心する。
シーズ1-3(第3話)チョ・イソと仲間との出会い
あらすじ:セロイはあるきっかけで、後に強力なパートナーとなるチョ・イソと長家の会長チャン・デヒのもうひとりの息子、チャン・グンスと出会う。未成年のチョ・イソが来店したことにより、タンバムは2ヶ月の営業停止処分を受ける。
セロイの店へ来店したグンスとこのとき未成年のイソ。タンバムの売り上げに悩んでいたセロイを思い、ホールスタッフのスングォンはイソの偽装IDを見てみるフリをするが、タンバムで未成年がお酒を飲んでいることを誰かに通報され警察が調査にくる。
警察署に呼び出されたセロイは事件以来、顔を合わせることがなかった父親をひき逃げしたグンウォンと再会する。そこでもグンウォンの一言で公権力を変えようとした警察にセロイがキレる。このとき、見下すグンウォンに対して、お前は絶対に時効にはさせないことを伝える。そしてそれが15年計画だということをはじめて明かす。
セロイ名言:『今1回、最後に1回、もう1回。一瞬は楽になる。だけど繰り返すうち、人は変わる』
1回だけ信念を曲げれば助かるのに、といったイソの一言へ、セロイがイソに返した言葉。たしかに信念をまげれば、一瞬は助かり、楽になるがそれを繰り返すうちに人は変わる。信念をまげるのは簡単だがそれを1回でもやると人生が思わぬ方向へ変わることだってあると本作が伝えたい想いが伝わる一文です。
シーズ1-4(第4話)タンバムと名付けた理由
あらすじ:セロイのお店タンバムは罰則どおり2ヶ月の営業停止処分となる。過去のチンピラ時代の行為をしたスングォンはセロイとの出会いを思い出しながら、自身の成長のなさに反省と後悔を繰り返す。20歳になりお酒を飲めるようになったイソはお酒の席でナンパをしてきた男性とトラブルになり、逃げ込んだ先の男子トイレにセロイと出会い助けられる。
セロイとスングォンは、刑務所のなかで出会った。当時は受刑者なんて人生終わってると思っていたスングォンは、常に本を読み、前向きなセロイが気に入らず、絡むことも。この時セロイに言われた「自分の価値を自分で下げて安売りするバカめ」価値は自分で決める、俺の人生はこれからだ!必ず成功してやる!と言われたことが、チンピラだったスングォンが後に変わるきっかけとなる。
タンバム=甘い夜という店名にした理由についてイソがセロイに質問する。タンバムと付けた理由は、俺の人生は少し苦い…とても苦い、夜もよく眠れない。恋しいし、寂しいし、腹が立って…だからこの仕事があっている。でも少しでいいから苦い俺の人生を甘くしたかった。と答えた。
セロイの真っすぐな言葉にイソは彼の人生を私が甘くしてあげたいと、セロイに人生をささげることを決心する。このとき、酔いつぶれてしまったセロイに、思わずキスをしてしまうイソ。このキスがセロイが人生はじめてのキスだったということを後に知ることになる。
人生は選択の連続だ、自分の価値観に合う結果を導き出すことに人々は良い「選択」とか「正解」という。大学をやめるか、セロイについていくか、人生の選択に迷っていたイソが親や周りを気にせず自分の気持ちを信じて、セロイのお店で働くことを選択したシーン。ここがイソだけでなくタンバムやセロイにとっても人生のターニングポイントとなる。
スングォン名言:時間は誰にでも与えられる、だが彼と俺の時間の濃度が違いすぎていた
夢の実現に向かってタンバムを本当に開店させたセロイをみて、感じたスングォンの名言。同じ時間をすごしているはずなのに、時間の使い方次第で人生がおおきく変わるということ表すシーン。
シーズ1-5(第5話)タンバム料理長ヒョニの問題
あらすじ:2ヶ月の営業停止からリニューアルオープンに向けて動き出すタンバム。チャン・グンスとマネージャーとしてチョ・イソが指揮をとり、接客・メニュー・インテリアなど店名以外すべてが変わり、オープン後は初日から行列ができるほどの人気ぶり。だが、厨房のヒョニがつくる料理が不味いことにイソが気づき問題になる。
仕事帰りにグンスとイソと一緒にはじめてクラブにいくことになったスングォン。クラブで女性との出会いを求めるグンウォンに対して、イソがアプローチの仕方について細かくアドバイスをする。グンウォンは気色悪いダンスで、イソのアドバイスどおりにひとりの女性に狙いをつけて近づいたが、相手は女装をしたマ・ヒョニだった。このときタンバムではたらく全員がマ・ヒョニがトランスジェンダーだということを知ることになる。
ヒョニの料理がイマイチなことに対して、不満を持つイソはセロイに情は持たずクビにするように提案する。セロイはヒョニを呼び出しクビにするどころか、ヒョニはお前らと同じ大事な仲間だといい2倍の給料を支払いタンバムが好きなら2倍努力するように命ずる。ここから料理長ヒョニは成長しタンバム成長におおきく貢献することになる。
セロイの信念:商売は人が大事
ヒョニの料理がまずいことが問題となった時、クビを望むイソに対して、ヒョニは仲間だというセロイ。父親の教えのとおり人を大切にし、ヒョニはクビにせずに2倍の給与を支払うから2倍努力しようと伝える。ここでヒョニをクビしていたらタンバムの成長はなかった。
シーズ1-6(第6話)トニーのタンバム入社とセロイとホジンの繋がり
あらすじ:はじめてのタンバムの飲み会でセロイがはじめてタンバムが外食産業TOPの長家 以上のフランチャイズ化を目指していることを仲間全員に明かす。イソがスアへライバル宣言。セロイを好きであること、自身がソシオパスであることから必ず私が勝つと宣言する。ここからイソとスアは長家vsタンバムだけでなく、セロイとの恋愛を巡りライバル関係が激化していく…。タンバムはイソのおかげで料理番組へ出演することになるが、打合せで居合わせた長家(チャンガ)のグンウォンがテレビ局へ手をまわし出演がキャンセルされる。
すっかり人気店となり人手が足りなくなったタンバムが求人募集をかける。セロイが昔一緒に働いていた美人女性が面接に訪れる・スングォンやセロイの採用意向を示すがイソがヤキモチなのか、なにかを感じたのか不採用後、見た目が外国人のトニーをホールスタッフとして即採用とする。このときのトニーの採用が後にパンダムの運命に関わることとなる。
高校時代にグンウォンがいじめていたイ・ホジンへ電話をかけたセロイ。全額19億ウォンを長家(チャンガ)の株を購入することを指示する。セロイは8年前から父親の死亡保険金をホジンに運用させていたこと、また長家(チャンガ)の株主でがあきらかになる。今回の買い増しで会長チャン・デヒもそのことを知り、改めてセロイが脅威になると感じはじめる。
チャン・デヒの名言:長家も最初は小さな居酒屋だった。目標が確かなら確実に成長する
タンバムなんて小さい店とバカにするグンウォンに対して、父親のチャン・デヒが言った言葉。目標をたて、一歩ずつ乗り越えていけば確実に小さな居酒屋でも成長していく。
チャン・デヒの名言:働いて金を稼ぐことは誰にでもできる。次の段階、働かなくても金が入るようにする状態。そこに進めるのは考え方しだい。
成長してきたタンバムに対して、チャン会長がいった言葉。これから先の段階はセロイには超えることができないという意味で言ったはずだが、セロイはチャン会長の創造を超えて・・・。
シーズ1-7(第7話)長家の専務カンと手を組んだセロイ
あらすじ:セロイの因縁の相手、長家の会長、チャン・デヒとグンウォン、そしてスアがタンバムへ客として来店する。チャン・デヒはセロイが8年前のグンウォンの不祥事で長家グループの株が暴落したときに投資した理由、そして直近の6億ウォン追加した意図を尋ねる。のちにチャン会長の来店は、セロイの思惑通りであり、それはホジンを介して長家の専務カン・ミンジョンと手を組むための条件(ミッション)でもあった。
刑務所にいるセロイへ面会にきたホジン。高校3年間グンウォンにいじめられ続けた地獄を耐えて、資産運用のプロ、ファンドマネージャーになり、グンウォンへ復讐することをセロイに報告する。目的が一致したふたりは手を組むことを約束する。
カン専務のミッションをクリアしたセロイは、長家の会長チャン・デヒとグンウォンを追い出すためカン専務と組むことになるが、チャン会長はなにかを感じていたのかすでにカン専務に監視をつけており、ふたりが手を組んでいたことがすでに把握していた。
セロイはある目的のため10年前のひき逃げ事件の担当をした刑事のもとへイソも連れていく。そのとき道中バスのなかでセロイはイソへ長家との関係を含め過去のことをすべて話をする。セロイの壮絶な過去を知ったイソは感情を抑えきれず涙を流しながらセロイは私が守ると固く心に誓う。
あと半年で契約でお店をでていくように言われたセロイ。どうにか交渉しようとビルのオーナーへ電話をするが、それを仕向けたのが長家の会長チャン・デヒだった。
シーズ1-8(第8話)タンバムの引っ越し
あらすじ:チャン・デヒの陰謀により、タンバムを引っ越しするしかできなくなったセロイ。ビルを買い取られ行き場がなくなったタンバムにチャン会長はセロイが潰れる思ったようだが、セロイは誰も想像していなかった行動にでる。実利は金だと金を使って力を誇示するチャン会長とは反対に実利とは人だと、まったく違う力で応戦するセロイ。ビルを買い取られキビい状況に追い込まれるがタンバムの仲間の結束はさらに強くなる。
チャン会長の次男、グンスはタンバムをビルから追い出さないためにチャン会長の言う通りにタンバムをやめ、長家にもどることでタンバムの営業を続けさせるようにする提案を考え、イソに相談する。イソはその提案を即決で賛成しセロイに提案。仲間のグンスがでていくことを提案したイソに対してセロイは激怒しマネージャーをはく奪する。
カン専務に目的は復讐だけか?と聞かれると、セロイは復讐のほかに、自由がほしい。僕と仲間が誰にも脅かされないように自分の言葉や行動に力が欲しい。不当なことや権力者に振り回されたくない。人生が自分主体であり信念を貫き通せる人生にすることが目標です。と答える。その答えにカン専務は満足気な表情を示す。
セロイの名言:真の強さとは人から生まれる。みんなの信頼が僕を強固にしてくれる、だから僕はもっと強くなる
金が実利だと、金で権力を誇示するチャンデヒに対してセロイが言った言葉。この言葉のとおりタンバムの仲間同士が助け合い強くなっていタンバムは成長していく。
セロイの名言:人がいるから商売ができるんだ、お店とは人なんです。
店舗がなくなれば商売ができなくなるぞと脅しをかけるチャン会長に対して、セロイが返した言葉。
シーズン1-9(第9話)タンバムが法人化へ
あらすじ:人通りの少ない経理団通りに引っ越ししたタンバム。思うように集客できないことに悩んだセロイは原因はタンバムではなく他にあると考え、タンバムのスタッフ全員が疑問となるような行動をする。いっぽうでセロイをつぶしたいチャン会長は、商売は人だというセロイに対して、タンバムの「人」に目をつけまた陰謀を働きかける。
税金対策も考慮し、タンバムを法人化することにしたセロイが社名をスタッフみんなに提案をもとめる。スングォンが提案した梨泰院クラスが自由がイメージできると気に入るが、社名に地名をいれるとスケールが小さくみえるとのイソの提案から梨泰院クラス=IC(アイシー)、株式会社ICが創立となる。
チャン会長の指示のもと、常務のグンウォンが破格の条件でイソのスカウトへタンバムを訪れる。場所を変えたイソは、得意の話術でグンウォンをおだてる。調子に乗ったグンウォンは思わず10年前の引きひげ事件を自白しまう。それをしっかりイソはスマートフォンへ録音していた。この自白がきっかけとなり長家(チャンガ)常務グンウォンの人生が大きく変わることになる。
シーズン1-10(第10話)カン専務・セロイの計略が失敗に終わる
あらすじ:グンウォンの10年前の隠蔽工作をしたひき逃げ事件の自白が報道され、長家グループの株価は暴落、雲行きがあやしくなるなか、カン専務とホジン、イソとセロイは今がチャン会長を引きずり下ろすチャンスだと動き出す。
カン専務がチャン会長を解任するため、株主を集め解任議案を開く、悪事を働いた長家の常務であり長男であるグンウォンをかばうチャン会長は株主からも見放され解任となり、カン専務が長家の会長の座に就くということがセロイらが企んでいた計略だった。
株主総会当日、グンウォンは検察へ出頭し、そのまま弁護士の指示どおりにすれば無罪となる予定だったが、チャン会長は株主総会前に緊急記者会見を開き、記者の前で泣きながら土下座をし、10年前のひき逃げ事件は長男がやったことだと自ら認める。これにより株主からのチャン会長への信頼はもどり解任議案は否決。グンウォンは懲役7年の処罰となりセロイ達の計略は失敗に終わる。
シーズン1-11(第11話)グンスの欲望とタンバムが料理対決番組へ出場
あらすじ:以前、長家がカネを使ってまで出演を辞退させたタンバムが気になったのか、話題性が増えてきたこともあり、セロイのもとへテレビ局から国内最強の居酒屋を決める料理番組「最強の居酒屋」への出演依頼の連絡が入る。そんななか長家の次男でタンバムで働き、セロイや父親をみてきたグンス。ふたりが自分の手に入れたいことに対して何がなんでも実現する強欲な姿勢と自分の人生を比べ、変えたいと思い続けていたことを実行に移す。
これまで密かにイソへ想いを寄せ、セロイや自分の父親のような視座の高い位置に就いてイソを手に入れたい想いからグンスがセロイにタンバムの退職を申し出る。自分を変えたいというグンスの本気の目をみて、セロイは頑張れ!と激励し退職を受け入れる。タンバムを退職したグンスは長家へ入社することになる。
最強の居酒屋に出演したタンバムのマ・ヒョニが1回戦、長家グループを抑えて1位を獲ると同時に、店はさらに話題になりタンバムへフランチャイズへ興味があるという大手投資会社JMホールディングスも現れる。一気に長家に追いつくためにフランチャイズ店を一気に募集すべきだというイソと、FC経験のないタンバムは慎重にフランチャイズ店を1店舗ずつ成長させて、じっくりいくべきだというセロイの意見で分かれるが、セロイはイソの意見を信じJMホールディングスへ50億ウォンの投資金を提案し合計100億ウォン以上の投資金が決定したことを期にタンバムは一気にフランチャイズ化をすすめる。
タンバムで働くキム・トニーがタンバムの常連客である、金貸しのおばあさんがトニーの父親キム・ドンギルの母親であり、トニーは孫ということを明かす。このときにトニーは父親が交通事故で亡くなったということを知ることになるが、トニーはおばあさんに父親の代わりに感謝を告げる。
イソがはじめて社長セロイにストレートに愛しているということを伝えるが、過去にスアに好きだと伝え信念を貫き、自分の気持ちさえ抑えていることも気がつかないセロイは、いままで尽くしてきたイソに対して「好きになるな」と返答する。あまりに冷たい対応にイソはひとり大粒な涙を流し続ける。
シーズン1-12(第12話)マ・ヒョニがトランスジェンダーを暴露される
あらすじ:長家のチャン会長は、料理番組で2度もタンバムに優勝を取られ苛立っていた。次の決勝の優勝を逃したら、長家の跡を継がせないとグンスに警告。それを受けグンスは番組担当をスアから自身へ変えて欲しいと直訴する。タンバムはフランチャイズ化に向けて事務所を借り、加盟店を集めた矢先、投資金50億ウォンを約束していたJMホールディングスが突然投資を撤回。大手のJMが手を引いたことにより他の投資家も続々と投資を撤回され、タンバムは苦しい境地に立たされるが、トニーの祖母キム・スルレから料理対決番組の決勝で優勝することを条件に投資を受けることを確約する。
フランチャイズOPEN記念でタンバム事務所へ加盟店を招くなか、投資家から撤回されたことがニュースとなり、加盟店契約者から代表セロイへ猛抗議をするが、セロイは抗議に対してタンバムの味はなにも変わってないだろ!と一蹴する。商売の基本は信頼。だから投資金がはいらなくても、加盟店の皆様の信頼も大事なお金もフランチャイズ支援も必ず守ると約束し新たな投資家を探すこととなる。そんななかセロイ、イソはトニーの祖母キム・スルレが不動産の大御所がだということを知る。
「最強の居酒屋」決勝戦当日、優勝すれば投資を受けれらるが、タンバム代表として料理対決へ出場するマ・ヒョニがトランスジェンダーだという情報が長家のグンスの計略によってメディアに拡散される。ヒョニは怯え会場にさえいられない精神状態になるが、セロイの言葉、イソから伝えられた詩集で強く蘇り会場入りする。
カン専務名言:フリーダム、イズ、ノットフリー 自由はただではない
セロイが自分の信念を守るために選択を間違えたセロイに対してカン専務が「代価(犠牲)も払わず信念を貫けると思っているの?」とアドバイス。信念を持つということが時には選択ミスになり、手に入らなくなることがある。そして時には信念が、必要のないプライドに変わることもある考え深いシーン。
セロイ名言:お前はお前だから、他人を納得させなくていい
トランスジェンダーだと知った会場の冷ややかな目に味で納得させるという我慢をして出場しようとするヒョニに対して、お前は何も悪くもないのに、そんなお前に対して怪奇の目をする奴らの前で料理をするまでもない。
シーズン1-13(第13話)タンバムの成長とグンウォンの出所
あらすじ:トランスジェンダー公表されたことを克服しながらもタンバム代表のヒョニが料理人対決を制し国内最高の料理人となる。株式会社ICは約束どおりトニーの祖母キム・スルレから100億ウォンの投資を受けタンバムブランドをフランチャイズ化。4年後、ICは急成長を遂げ自社ビルが建ち、タンバムスタッフは株式会社ICの役員に。グンウォンは4年間の刑務を終え出所、チャン会長は癌を患い余命宣告を受ける。
ホジンはセロイと会い、グンウォンが出所していること、チャン会長がすい臓がんで余命6ヶ月だということを伝える。それを聞いたセロイがチャン会長へ直接電話をかけ、僕が罰を下すからまだ死ぬなと伝える。時期会長であり次男のグンスでさえ、自身の生存を望んでいないと感じ衰弱していたチャン会長が唯一、生存を望む天敵のセロイの声に息を吹き返す。
シーズン1-14(第14話)チャン会長を解任議案へ
あらすじ:セロイ、イソとカン専務とホジンはあらたに長家グループの時期会長選出が行われる前にチャン会長の解任を目論む。イソやセロイはICの中国進出や長家グループの社外理事の席を奪うための準備で、寝る間のない日を過ごす。15年ずっとスアを一途に思っていたセロイの気持ちがイソへ大きく傾いていく。出所したグンウォンはヤクザと絡み、逮捕のきっかけとなったイソ、セロイへの復讐を計画する。
ホジンは、長家の社外理事のヤンが、社外取締役を超え、チャン会長と親密な関係は欠格事由となることから、ヤン理事を解任して、イソを理事の席につかせチャン会長を解任へ追い詰める計略を練る。
長家グループの社会理事選任議案が行われる当日、イソは過労で倒れ参加できず。解任になったヤン理事の席にイソがはいれば、チャン会長を解任へ追い込めるはずだったが、グンスが長家の海外支社の株主を味方につけ、チョ・イソの社外理事選任議案は否決となる。
グンスとセロイがイソの見舞いに病室を訪れる。病室の異常な形跡とセロイにショートメッセージがはいったことでイソが誘拐されたことが分かり、セロイが車に乗り救出へ向かう。呼び出された先にはグンウォンと一緒にいたマフィアの車がセロイを跳ね飛ばし、グンスはイソとともに監禁される。
シーズン1-15(第15話)セロイが守りたい人のため、チャン会長へ土下座
あらすじ:世間ではひき逃げ事故にあったと報道されたセロイは集中治療室で意識が戻らず、スングォンは病院の監視カメラの情報からイソを誘拐したグループを追う。スアはチャン会長へ退職届を提出するとともに、長家グループが過去10年にわたり行ってきた不正行為を告発する。セロイが目を覚ましスングォンと一緒にイソとグンスの救出へ向かう。
あの世の手前なのか、セロイが亡き父親と再会する。父親は辛く生きてきたセロイを気遣い連れていこうとするが、セロイは心配する父親に対して別れを告げる。父親は立派な息子に涙しながら「これからも信念を貫けよ」とひとりで橋の向こうへ歩いていく。病室で目を覚ましたセロイは、父親とのやり取りを思い出し大声で号泣する。
病院を抜け出したセロイはスングォンとともにイソの居場所を聞き出すため、チャン会長のもとへ訪れる。グンウォンの居場所を知りたければ土下座をしろというチャン会長に対して、セロイはあっさり土下座をする。
シーズン1-16(第16話)最終回
あらすじ:土下座によってグンウォンの居場所を突き止めたセロイとスングォンはイソ救出へ向かいボロボロになりながら無事に救出に成功する。スアは長家が過去10年に及びおこなってきた不正の証拠を検察へ告発し。チャン会長は長家が買収されることを恐れてセロイのもとへ訪れる。
イソへ向かう車内でセロイがスングォンに優先順位を決めろという、、いざという時に迷っていたら事を損じるという理由からグンウォンは目標が同じでないとチームワークが乱れますよ。と返答。ふたりは何があってもイソ救出を優先することを確認しあう。
イソを連れて、グンウォンに追いかけられているなか、セロイはイソへはじめて心から愛しているとを伝え、ふたり抱きしめ合うところに、グンウォンに見つかる。
イ・ホジンは、イソ誘拐事件によって再び逮捕されたグンウォンの面会へいく。ICの財務責任者、カン専務の資産運用管理者、クァンジン高校3年1組でお前のパシリだったことを伝えたうえで、へなちょこ野郎めとグンウォンへの復讐を達成する。
セロイはチャン会長を父親パク部長に教わった豆腐チゲでおもてなしする。食事代を支払うお金がないことを理由に、チャン会長は土下座し、パク部長とセロイへの罪を認め謝罪をすると同時に長家の買収を止めるようにセロイにお願いする。
セロイの教え:生きていれば面白いことが時々起こる。
毎日が同じことの繰り返しで生きている意味が見いだせないイソに対して、セロイが返した言葉。
「辛い日も悲しい日もたくさんあるけど、生きていれば面白いことが時々起こる。毎日ワクワクしている。退屈な毎日でもいつかときめくようなことが起こる」
キム・スルレの教え:利益でのみ結ばれた関係だったのさ
カネの力を自分の力と勘違いをし、助けをもとめていきたチャン会長に対して、キム・スルレはお前は「利益でのみ結ばれた関係だったのさ、だから価値が落ちたら簡単に切れてしまう」と一蹴。
セロイの教え:商売で最も大事なのは人と信頼
小さな居酒屋タンバムから成長しても、ずっと変わらずにやってきたセロイの信念「商売で最も大事なのは人と信頼、
お金より人を大事にします、利益より信頼に重点を置きます」真逆のチャン会長とは全く違う結果に。
梨泰院クラスを見たひとの感想と評価一覧
梨泰院クラスは、韓流ドラマが好きではなくても一度みるとファンになるドラマだと言われている理由がわかります。
その理由は、梨泰院クラスの登場人物にそれぞれにストーリーがあり、共感できる部分がおおいからだと思います。
現代社会において、会社の上司であるという権力やカネを持ってるだけの人の理不尽な意見に、仕方なく従ってしまうという苦い経験は大人になれば誰にでもあるのではないでしょうか。
主人公のセロイのように、権力を理不尽に振りかざす大人に臆せず立ち向かい、困難な道を真っすぐに突き進み夢をつかむビジネスストーリーは、現代社会の生き方に不満を持つ、おおくの人から共感が得られやすいということが人気のひとつだと思います。
登場人物からの視点でみると非常に面白い
梨泰院クラスは、主人公のセロイだけでなく、登場人物の個々の視点でみると、また違ったストーリーがみえて、何度みても見入ってしまうほど完成度のたかいドラマです。
ぜひ、これから梨泰院クラスを見る方は、主人公セロイだけの視点ではなく、他の登場人物の視点から視聴すると作中のひとつずつの言葉にすべて意味があることがわかり、梨泰院クラスを3倍楽しむことができます。
最初は面白くないと思ったけど‥ハマりすぎてやばい
友人に勧められて梨泰院クラスを見たけど、最初2話くらいまで正直、面白くない…と感じていたが3話以降からの話の展開が面白くヤバいくらい泣けます。韓流が好きではないですがそれでも過去NO1くらい面白いドラマです。
グンスの最後が切すぎる
セロイがチャン会長を解任するために裏工作したときに、セロイも父親も変わらないと捉えてしまってところの選択で人生狂ったグンス。イソに言われたこともあり欲をだしてしまい、仲間を裏切リ、汚い手を使ってまで長家の会長の後継を座を取りに行ったグンスの最後にはなんか切ないものがある。まさに人生は選択の連続で変化しているということが痛いほど分かる。
スングォンのダンスが何度もみたくなる
はじめてクラブへ行った時のスングォンのダンスの癖がすごくて何度もみたくなる。最終回のダンスもいい!喧嘩強いしいいキャラしてます。
ビジネスとして何を重視すべきか勉強になる
ドラマとしても最高に面白く、飲食店をしているわたしにとっても何を重視して商売をするべきかということが勉強になりました。セロイの父親のように信念を持つということは簡単ですが、セロイやイソのように信念を崩さずに人生の選択をしていくということが非常に難しいことだが今一度、自分の信念を問いかけ日々過ごしていきたいと強く感じたドラマです。
梨泰院クラスQ&A※ご質問は下記フォームよりご連絡ください
- 梨泰院クラスの読み方を教えてください
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梨泰院=イテウォンを読みます。韓国の首都、ソウルの龍山(ヨンサン)区のなかでも権利金2億ウォン(約2000万円)を超える熱いスポット梨泰院(イテウォン)を舞台に、飲食業界での成功を目指し、信頼する仲間たちとともにのし上がり壮絶な復讐劇を繰り広げるヒューマンサクセスストーリーです。日本でいうと東京の港区の六本木に近いイメージと言われています。なぜ梨泰院「クラス」がつくのか?というのはドラマ(9話)内容をお楽しみください^^
- 梨泰院クラスは無料で見ることはできますか?
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無料で見ることはできません。梨泰院クラスは、Netflixのオリジナルの韓国ドラマであり、独占配信です。日本語字幕付きでみるにはNetflixへの契約が必要です。2022年7月からは日本版リメイクの六本木クラスも配信しております。
梨泰院クラスを見るならNetflix
梨泰院クラスは、Netflixのオリジナル作品となっており、地上波やBS/CSも日本での放送予定はなく、YouTubeやAmazonでの無料配信もありません。
視聴するためにはNetflixに月額料金1039円~(税込)だけ契約すれば、梨泰院クラスの日本語字幕つきで、1話から最終回16話までの全話を見ることができます。
Netflixには、梨泰院クラスのほかにも「愛の不時着」など、Netflixだけの人気作品が多数配信されております。
梨泰院クラスのチョット裏話
韓国でも、もっとも反響がおおかったシーンと言われているのが第12話の最強の居酒屋決勝戦。
トランスジェンダーであることが世間にさらされたマ・ヒョニが苦悩するなか、イソが彼女に捧げた詩に心を打たれ、自分に打ち勝ち優勝したシーンはおおくの人が涙したシーンではないでしょうか。
そのときに、イソが読み上げた本「I’m the Diamond」という本は実在しない本で、原作者がタンバムファミリーのために作り上げたものと言われています。そして作中を盛り上げたあの挿入歌(OST)も、実はこの詩をもとに作られたものだとか。
私は石ころ
炎で焼いてみよ、私は びくともしない 石ころだ
強く たたくがいい 私は頑強な石ころだ
暗闇に閉じ込めてみよ 私はひとり輝く石ころだ
砕けて灰になり、腐りゆく自然の摂理すら はね返してやる
生き残った私
私はダイヤだ。
「周りがどうであろうと、なにが降りかかろうとも、自分の決めた価値に強い信念をもって、ゆるがずに強く生きていくことが大切」
という本作が伝えたいことがギュッと凝縮された詩でもあります。ぜひ、この詩を意識しながら、タンバムファミリーのひとりひとりを見ると面白さが倍増しますよ。
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