ある日、右脇だけ臭いがキツイことがわかりました。
いままで脇の臭いは気にならない体質でしたが、ある日ふとカレーのような鼻につく異臭がふわっと臭ったのが気づいたきっかけです。
左脇は無臭、なぜか右だけが臭い・・・。
自分で脇の臭いに気づいてからは、バスや電車に乗ることも不安だし、周りの友人に気づかれていないか不安で仕方ない。
もしかして、ワキガ体質なのかと色々調べてみましたが、耳垢はカサカサだし、ワキ処理もちゃんとしてました。
ひとつ気になるのは、臭いがある右脇の服の黄ばみですが、あることを変えるだけで、今ではそれも問題なく自分で解決することができました。
脇が「片方だけ臭う」ということは珍しいことではなく誰でも起こりうること
私って片方の脇だけがワキガなの?
と焦った時期もありました。
でも、色々と調べてわかったことは、利き腕の脇は臭うということは男女関係なくおおくの人が悩む症状のひとつらしいです。
原因は、臭い汗のもととなる「アポクリン汗腺」の量
どうやら私の場合はアポクリン汗腺が右側だけおおいらしく、それが原因で右脇だけが臭いがキツくなるということがわかりました。
薬剤師が開発した制汗剤でピタッと臭いも脇汗も止まって毎日快適。
汗や臭いはWEBのワキガに関するQ&Aサイトで知った中島薬局の薬剤師さんが開発したといわれるオドレミスト制汗剤を使えば汗もニオイもピタッと止めることができました。
私のなかで、これがいちばん脇汗も臭いもブロックできた。
夜のお風呂あがりに、この制汗剤を1回塗ると、数日は臭いが気にならないレベルまで消えるので快適でしたがデメリットもあります。
脇汗や臭いはすぐに消すことができますが、制汗剤を続けると、あきらかに臭いが増している気がしたのです。
というのも、強力な制汗剤のほとんどは塩化アルミニウムというものが使われいて、それが悪さしているとのこと。
塩化アルミニウムは、皮膚科の脇汗対策としても処方されているらしく、汗腺をふさいで汗を止められることがメリット。
脇汗を無理やりに止めてしまうので、汚れを出す行き場の失った汗が蓄積してさらに臭いが悪化するらしいです。
だから、私は強力な制汗剤は大切な日だけに使用することにして、根本的に解決することにしました。
突然、臭うようになったのは動物性タンパク質の取り過ぎ?
美容のためにタンパク質を意識した食事、そしてプロテインを飲む習慣がありました。
でも、動物性のタンパク質はカラダを酸性にしてしまい、汗腺を刺激して体臭をきつくする可能性があるということも知りました。
それを知ってから、毎日飲んでいたプロテインは、植物性のソイプロテインに替え、食事でタンパク質を摂れなかった日だけ飲むことにした。
また、酸性に傾いたカラダのために水を1日1リットル飲むようにしました。
動物性タンパク質の取り過ぎが原因だったのかは、いまだハッキリとは分からないけど。
「食生活を見直した」ことも私の脇の臭いが改善したきっかけのひとつだと思います。
汗を普段かくことのない私は半身浴や散歩をするようにした
臭いがある汗は、ネバネバで不純物がたくさん混じっている。
そして、ネバネバ汗はふだん汗をかく習慣がない人がかきやすいらしい。
ふだん脇汗がとてつもなく怖い私は、いつも汗をかかないように冷房や冷たい水を飲み、風通しのいいところを選んでいました。
それを知ってから
なるべく半身浴で汗をかくようにしたり、休みの日は小一時間程度の散歩をするようにした。
やってみて分かったことは、運動後の汗で脇は臭くないということでした。臭うときは決まって普段の生活でジワリと蒸れたときだけです。
でも、汗をかくようにする習慣を続けていくと右脇の臭いは気にならない日が多くなっていきました。
脇の臭いは自分で対策することができるし、体調によっては気になるときもある
手でこすって臭っても大丈夫。
あれから右脇から強烈な臭いを発することはなくなりました。
臭いって精神的にも非常に落ち込みますし、ワキガ治療が頭よぎったときは金銭問題も気になりだしました。
でも、色々しらべてみると脇の臭いは体調によって起こるものだし、自分で対策できるものだということも知りました。
食生活や睡眠を整えて、適度に汗をかくような運動を摂り入れるだけ。
間違えても毎日、制汗剤や脇をゴシゴシ洗いすぎると悪化することも知りました。
もしかすると臭いがきつくなるのはカラダが無理をしている合図かもしれない
また臭いが気になることあっても、あのときのように絶望を感じることのないように「大丈夫」と自分にいいきかせてまた対策すればいいと思います。
思い返すと、右脇の臭いが気になったあのときは仕事も遅く無理をしていたということも考えられます。
もしかすると、臭いがきつくなったのはカラダが無理をしている合図だったのかも知れません。
また臭いが気になったら、大切な日だけはこの制汗剤に頼ればいいし、無理していることを振り返りながらしっかり食事や生活習慣も整えていきたいです。
そう考えると人間の身体ってスゴイ!と思えた私の体験です。
21歳のころ、急に右脇だけ臭いがキツイことに気がつき半年ほど悩む時期を過ごすことになる。
なぜ片方だけが臭うのか原因がわからずWEBや本を読みあさり原因を調べ、デオドラント剤は使用を控え、自身に思い当たる食生活や生活習慣を見直した結果、自然と臭いはなくなり悩むこともなくなった。
その経験から、27歳になった今でもカラダの悲鳴に耳を傾けながら食生活習慣には十分に気をつけて過ごすようにしている。