現在44歳、夫と二人暮らし。
休日はメイクやファッションを楽しみながら、夫と一緒に趣味のスポーツ観戦や旅行にいったり充実した日を過ごせています。
そんなわたしが32歳の頃、
ある症状がきっかけで見た目も精神もボロボロになった時期があります。
その症状というのが
「アトピー性皮膚炎」です。
当時は独身で、仕事もいそがしかったため、ピリピリした不規則な生活が続いていました。
そんな生活習慣が原因にもなり、アトピー性皮膚炎はどんどん悪化。
顔全体が乾燥して粉を吹き、頬などの皮膚の薄い部分は皮がむけて赤くなり、とにかく痒くてたまらない状態。
仕事の帰りもおそく、ストレスと不眠のうえに痒くてますます眠れなくなるスパイラルに陥り、肉体的にも精神的にもボロボロになっていました。
頑張って保湿するもアトピーは悪化してスキンケア製品をやめる
そんなボロボロな状態でも、仕事の日はメイクをする必要があったので、アトピーが悪化することはあきらめて泣く泣くファンデーションを厚く塗って隠す毎日でした。
夜はなんとか、メイクのダメージをケアしようと、普段使用している化粧水やクリームで丁寧に保湿をしていましたが、余計にアトピーの症状が悪化。
常に乾燥して、皮がはがれ薄くなってるわたしの皮膚の状態には、化粧品の成分は刺激が強すぎると感じました。
まずは、これを機にスキンケア化粧品の使用をやめました。
皮膚科のステロイド剤も処方されたがすぐにリバウンドして絶望を感じる
皮膚科で診察していただき、ステロイド剤も処方されました。
これで安心としばらく毎日使ってみたものの、塗った直後は痒みがおさまっても、すぐにまたリバウンドが起きることに苦しみました。
今のままでは、わたしの肌はどんどんボロボロになる・・・。
リバウンドが怖くなったわたしは、
段階的にステロイドの塗り薬の使用を減らしていきました。
病院にいっても、治らない・・・。
もしかして、一生このままなのでは?と絶望を感じたこともありました。
でも、あることをきっかけに
たった数百円の軟膏を使うと・・・。
絶望的なわたしを救ったのはたった数百円の軟膏でした。
なにをしてもアトピーの症状が悪化した私は、スキンケア化粧品を使うのをやめ、ステロイド軟膏もやめた。
でも何も塗らないと肌の乾燥がひどかったので、アトピーの保湿について自分でいろいろ調べたことがある軟膏で出会うきっかけとなりました。
その軟膏を塗ると、かゆみは治まり乾燥も落ち着く感じがしました。
自分の感覚を信じて、さらに根気よく続け半年が経過すると、かなりアトピーの症状は落ち着いてきました。
肌の乾燥が落ち着き、痒みが減って掻かなくなったので、そこからはどんどん肌が綺麗に変わっていくことを感ることができました。
わたしを救った軟膏というのは、ワセリンHGという商品。
誰でも知ってるかと思いますが、
わたしはたった数百円のワセリンHGだけでどん底から変わることができました。
なぜワセリンHGなのか?
ワセリンにもいろんな種類がありますが、
透明度がたかいほど、不純物が少ないものといわれています。
なかでもワセリンHGのコスパがよく、
不純物が少ないという理由でワセリンHGを選びました。
ワセリンは、皮膚の水分蒸発を防ぐ役割をするため、わたしのように乾燥や痒みでボロボロの皮膚をしっかりバリアすることができるといわれています。
厚く塗りすぎないことだけに気をつけて続けると見違えるように変わっていった。
ただ、わたしのようなアトピー持ちの場合、厚く塗りすぎると皮膚に熱がこもり痒みが悪化する場合があるともいわれています。
そのため厚く塗り過ぎないように、洗顔後の濡れた状態のまますぐに米粒くらいの量のワセリンHGを手のひらに伸ばして、顔にのせるようにわたしは保湿していました。
そこからはどんどん肌が綺麗になっていきました。
今思えば総合的にケアしたことが良かったのだと思う。
わたしのように、病院へいっても薬を続けても余計に悪化する方もいるかと思います。
個人的な経験から、アトピーは体質的なものだけではなく、肌の乾燥や外的刺激、不規則な生活やストレスが悪化の原因になっているのだと痛感しました。
それをよくするためには、カラダの回復力を応援してあげるように総合的なケアをしてあげること。
それが私の場合は、外側のケアはワセリンHGを使い、肌の乾燥や外的刺激をふせげたこと。
疲労回復や美肌に効果のあるビタミンB2やビタミンCのサプリメントを毎日飲んで、ストレスや睡眠不足を解消するように意識したがよかったのだと思います。
当時の私のように、ステロイド剤やストレスでボロボロな状態から抜け出せなく、不安な毎日を過ごされている方へ。
ぜひ参考になればと思い、当時の体験を共有させていただきます。
32歳の頃、仕事のストレスや生活習慣の乱れが原因でアトピー性皮膚炎の悪化に精神的にもボロボロに。
皮膚科にいってもなにをしてもおさまらず、自身でケア方法について勉強しはじめる。
これまでの保湿ケアの概念を捨て、ワセリンとインナーケアの必要性を感じ、半年ほど根気よく続けた結果、みるみると見違えるように綺麗になり悩みを克服する。
44歳になった現在は夫と二人暮らし。
平日は仕事と家事。休日は読書、音楽鑑賞、スポーツ観戦、旅行などを充実した毎日を過ごしている。